原作 山崎豊子 漫画 安藤慈朗 「白い巨塔」1巻のレビューです
医療ドラマの頂点にして原点!『白い巨塔』初の漫画化!! 小説刊行50周年を記念し、国民作家・故山崎豊子の永遠の名作が、ついにコミックの世界へ――
http://www.comicbunch.com/manga/thu/shiroi_kyoto/
医学界の権力と策謀が渦巻く中心・浪速大学医学部で、天才外科医・財前五郎は何を得、何に敗れたのか…!?
最先端の術式、権力闘争、師弟関係、友情、教授選、そして医療裁判――数々の名場面に彩られた医療ドラマの金字塔「白い巨塔」が、現代の大阪を舞台にして、初の完全漫画化!
出会って2秒でまとめ
頂点にして原点!
誰でも一度は聞いたことがある、又は過去にドラマを見た事があると思います。小説が好きな方は原作小説は作者の傑作とされ発刊以降幾度となく映像化されてきました。原作小説は累計で600万部発行されたみたいです。私もなんとなくは知っていて昔ドラマを見たような、見てないような!
TVドラマ化
テレビ朝日開局60周年記念5夜連続ドラマスペシャルで5月22日(水)~26日(日)主演岡田准一 キャスト松山ケンイチ、寺尾聰ほかで鮮やかに誕生。マグロ2夜連続ご期待ください。
初のコミカライズ
刊行から50年経って、映像化は幾度とされる中の初のコミカライズ!漫画ならば読むしかない!という事で読みましたが
現代感ある!
半世紀前の原作なので今コミカライズしても時代的にかなり無理があるのでは・・?という懸念の声がラビットハウスから聞こえそうでしたがそんな事は全くありませんでした。
それもそのはず
舞台が「現代」の大阪になっているのです。テレビドラマとのメディアミックスでの同時進行なので現代風に少しアレンジされているみたいです。漫画も最近医療漫画にハマって「フラジャイル」「医龍」などを読んでましたが違和感なく読み進められました。私は過去に映像化されたドラマ・映画をしっかり見た事もなく、原作小説も読んでいませんが。医療漫画「白い巨塔」としてちゃんと面白い作品になっています。知っている名シーンとしては
戝前教授の総回診です
という所、あまりにニワカで白い巨塔ファンの方には申し訳が立ちません。コミックス版を読んで勉強させて頂きます故、ご容赦くださいませ。
漫画処方箋
漫画の内容に関しては音に聞こえたものだと思います。「コミックバンチweb」こちらで冒頭読むことができます。気になる方は是非どうぞ!
この漫画は「戦の前に読みたい本」です。白い巨塔、医局という強大なる敵を相手に知略・謀略を張り巡らせ戦っていく主人公・財前のように、現代社会という強大な敵と戦う私たちを照らし合わせこの本を読み漕ぎ出せ・・・!勝負の大海へ・・・!