魔夜峰央著書 翔んで埼玉のレビューです。
http://konomanga.jp/manga/tondesaitama
「埼玉から東京に行くには通行手形がいる」「一生に一度は三越に行くのが埼玉県民の夢」 「病気になっても医務室は都民のもの」「埼玉県民にはそこらへんの草を食わせておけ! 」……。
埼玉県民が東京都民たちに冷遇される日々のなか、ある美少年と美少年が運命の出会い!!
都会と地方、県境で引き裂かれた愛する2人の逃避行の行方は――!?
埼玉版「ロミオとジュリエット」、を見逃すな!
約40年前の作品が再販されSNS等で話題の作品
著書の 魔夜峰央さんはパタリロで超有名ですがご本人が埼玉県の所沢に住んだ事で連載された短編マンガです。
40年も前にディスリスペクトという概念を持っていた魔夜峰央さんはやはり天才としか言いようがないですよね。コミックと映画、合わせて鑑賞しましたのでそのレビューをしたいと思います。
コミックは3回に分けて掲載された短編集ですので未完の作品となっています。映画ではコミックの続きがこうだったら・・・。という形で終結を迎えますので是非映画も合わせてご覧ください。
映画『翔んで埼玉』公式サイトはこちら
埼玉と言うだけでここまでされるとは・・。
東京を中心に千葉埼玉横浜は東京に入るのに通行手形が必要。その手形を持たずに東京に入ると県民狩りに合い、差別を強いられているのがこのコミックの世界。学園の理事長の息子である白鵬堂百美は東京都民。学園内でも同じように差別が起ります。
埼玉県民にはそこらへんの草でも食わせておけ!
再販されたコミックの表紙にもなっている名言ですね。
コミックでも実際に使われているセリフです。
映画は埼玉県民は見た方がいい
こちらの映画、埼玉県の映画館で観てきました。大抵は平日の夜に観に行くので観客は1人か2人しか居ないんですが、思ったよりも沢山の人が観に来ていて驚きました。
所々で起こる「クス」という笑い。これは県民じゃないと分からない面白さなんだろうなぁ。
埼玉県以外のかた、春日部って言葉、面白いですか?
めちゃくちゃ笑ってましたからね。自分が「埼玉県民以外が紛れ込んでるぞー!」って逆に連行されるんじゃないかという恐怖感すらありました。
映画はコミックと少し違い、東京の飼犬千葉・属国埼玉・辺境茨城・腰ぎんちゃく横浜という世界。
主役は埼玉ですから他県の者からしたら羨ましいですよね。
映画はキャストが 魔夜峰央の世界観とマッチしてとてもよく再現されていました。 セットも異様に豪華でしたし。
壇ノ浦( 白鵬堂)役の二階堂ふみさん
麻実麗役のGACKTさん
阿久津翔役の伊勢谷友介さん
このメンバーが、ほとんどギャグの世界観を真剣にやってて、それが凄く面白い。 二階堂ふみさんの服装とか髪型とか凄く可愛くて、男性役なんですがカワイイよというセリフを言われるのが分かる。これが美少年か・・・。
新しい扉が・・・ひら・・・かない!!フゥあぶねぇ。
まぁ、自分は 伊勢谷友介さんを見たくて言ったんですけどね。我らが千葉代表として 千葉解放戦線 のリーダーが伊勢谷さんとなれば、観に行かざるを得ない。
脱線しますけど、伊勢谷さんは2009年にTVで放送された
ドラマスペシャル・白洲次郎 – 主演・白洲次郎 役 の演技のハマり具合が最高でした。白洲次郎さんと言う方はとても素敵な方なのですがハマってましたねー!
白洲次郎さんは見た目もクールで発言もウイットに富んでいてカッコイイ人だったそうです。
機会があれば是非ご覧ください。って、、2009年!?
パタリロも映画化します
学園の最下層、親の仕事で東京に住んでる埼玉県民役で 加藤諒 さんが出演されてました。凄く売れてる方なんですね。
そしてあの パタリロ・ド・マリネール8世役をやるとか。 楽しみですね!
コミックは翔んでもなく未完なので読んじゃったら映画で補完してください。
でも、埼玉千葉以外の人はあんまり笑えないんじゃないか・・・。
という感じです!END!
追記
中尾彬さんの頭頂部がどんな感じになってるのか観る事ができます。至高。