高校生の本田透は、唯一の家族だった母親を亡くしてから一人でテント暮らしをしていた。
https://fruba.jp/introduction/
ところが、テントを張ったその場所は由緒正しい『草摩家』の敷地内だった!
草摩紫呉に家事の腕を買われた透は、学校の王子様的存在の草摩由希、そして由希を敵視する草摩夾と一緒に住むことに。
しかし、透はまだ知らない。
『草摩家』が何百年も前からある呪いに縛られていることを……。
高屋奈月 著者 フルーツバスケットのレビューです。
完全新キャスト&スタッフによる全編アニメ化決定!
「フルーツバスケット」(原作・高屋奈月)は『花とゆめ』(白泉社)において、1998年から2006年まで連載された大人気少女漫画。 全世界コミックス累計発行部数3000万部を突破し、2001年にテレビ東京系でTVアニメ化され(全26話放送)、2009年には舞台化を展開。 コミックスは全23巻、愛蔵版は全12巻刊行されており、連載が終了し10年経った今でも根強い人気を誇っている。
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2015年9月からWEB上でスピンオフ漫画「フルーツバスケット another」が連載開始。コミックスの累計発行部数(既刊2巻)は34万部となっている。
本日4/5(金)深夜1:23~放送開始されます!PVはこちらから見れます。当時(2001年)にアニメを見てフルバを知り原作を追いかけ、そして完結からの十数年の時を超え全編アニメ化!十数年待った甲斐がありました。胸がアツくなります。初代アニメのキャストがしっくりき過ぎているし、オープニング曲の「Forフルーツバスケット」は今尚アニソン界における神曲として降臨し続けているのでハードルが高いとは思いますがすごく楽しみです。
あまり少女漫画を読まない人にもオススメ
私は今ではどのジャンルの漫画本でも読み漁りますが、当時はやはり少女漫画というものはあまり好んで読んでいませんでしたがこのフルバを読んで以降少女漫画への考え方が変わってきました。
序盤読み始めはよくあるラブコメ的な感じではあるんですが、色々な伏線が張り巡らされて話が進んでいきます。読み進めるとキャラクターの生い立ちがシリアスで考えさせられるものが多く、一般的な少女漫画とは一線を画します。
主人公の本田透、「草摩」の人々、同級生などキャラクターがいちいち立っていて個性的です。コミカルに描かれてはいますが正直「重い・・・」と感じる人も多いのではないでしょうか?ただ、何故そうなったのか、そしてこれからどうしていくのかと話しが進む中最終巻では涙なしには語れない内容になっていきますので、興味がある方は是非原作を読みましょう。まずはとっかかりとしてアニメ版を何話か見てみましょうね。
漫画で泣けますか?
この歳になると漫画読んで泣くという事もあまり無くなってきましたがフルバは今読んでもやはり泣ける!そしてフルバをお勧めする上ではずせないのが、キャラクターと名言です。特に心に染み渡るセリフが本当に多い。極力ネタバレをしたくないのでこちらには明記はしません。
白泉社の公式「マンガpark」でなんと14話まで(3巻のはじめの方くらいまで)無料で読めるので是非読んでみてください。
本にまみれる職場で十数年。自宅に置いてあるコミックというのは本当に数が少ないのですが、「フルーツバスケット」は今でも自宅に全巻置いてあります。名作というのはどの時代に描かれた物でもいつ読んでも面白い。フルバはそういった部類の少女漫画の名作だと私は信じて疑いません。でわまた!