生活能力が壊滅的なOLさんと、彼女に代わって家事をするちょっと大きめの猫の日常4コマ。
http://shonen-sirius.com/series/w_sirius/dekineko/
山田ヒツジ著書 デキる猫は今日も憂鬱 1巻のレビューです。
デカい猫と生活力の無いOLという鉄板もの
猫ちんが大きくなって自分と暮らしてくれる・・・。
猫と暮らしてる、猫好きな世の女性の夢ではないでしょうか?
そんな夢のような内容のコミックです。
月刊少年シリウスの紹介があまりにもシンプルなのでpixivコミックでの作品紹介を引用させて頂きます。
「キミがいてビールがあれば、 それだけで幸せ」
https://comic.pixiv.net/works/5204
大きめの猫を飼ってるOLさんの話。
都会の荒波に揉まれて擦り減り気味のOL・幸来(サク)。
数年前気まぐれに拾った黒猫・諭吉(ユキチ)の様子がちょっとばかし普通じゃない気がしてて…?
あれ?猫ってどのくらいまで大きくなるものだっけー!?
夢のパーフェクトにゃんことハイパーずぼらOLのまったりのんびり同居ライフ!
物の怪でもなく、普通に保護した猫がトトロみたいになってお世話をしてくれます。言葉は話せないけど、会話は成り立つし料理は上手。
でも猫なんです。これは・・・。所謂ケモナーという属性になるんでしょうか?
世の中には ファーリー・ファンダム などと呼ばれる世界があってみんなで動物の着ぐるみを着て楽しんだりするものがあります。
こちらのコミックは、完全に「大きい猫」なんですが、街を歩いていたらメチャクチャよくできた着ぐるみが歩いているという世界になるんじゃないかな?
と、コミックの世界なのに空想が広がるそんな内容です。
部屋が汚いOLが流行ってるのかもしれない・・・。
最近、色々なコミックを読んでいると「女性の男性化」「男性の女性化」を良く見かけます。それは全女性の願望なのか、単に作者が女性なのか。その辺は不明ですが、料理が出来る男子・自分より掃除が出来る男子が流行っている・・・!
だからどうした・・・。
え~。唐突にコミックの内容に入ります。
デキる猫の「諭吉」はダメな飼い主の世話をします。
なぜなら、生きていくには金が要るから。雪の降る日に幸来(サク)に拾われなければ生きていなかったから。稼いで猫缶を買ってもらうタメに!
コミックの1巻を読んで、このままどうなっていくのか心配でしたが、そのまま面白い四コマ系コミックとして完成されています。Pixivコミックでもかなり読めるので是非。
まぁ、猫を可愛がってる人なら分かると思うんですけども猫って人間の世話なんかしなくても存在がもうすでにデキてるんですよね。
人は猫の下僕ですから。
というか、「猫は液体」ですからね!
猫は液体。(脱線)
- 液体の定義は容器によってカタチを変えるものである
- 猫はその伸縮性の高さから形状をいとも簡単に変える
- 猫=液体である
まぁ、こんな論文が発表されるくらい猫と言う生き物は愛すべき存在なんですよ。イグノーベル賞を受賞した猫が液体な15の理由を是非ご覧ください。
と、言うわけで生ける液体たる猫は兎に角カワイイ。
その猫がダメなOLとセットで出てたら面白い訳がない
いや違う、ギャクギャク。
面白くないワケがない!
と言うお話でした。