ライドンキング





ライドンキング  試し読みはこちらから

最強大統領、異世界に乗る!! 戦闘と政治の闇をくぐりぬけた男、プルジア共和国終身大統領アレクサンドル・プルチノフ。上の立つ者の性か、何かを“乗りこなす”ことを志向し、国家さえも乗りこなしてきたこの男が次にまたがるのは なんと“異世界”!? オーク、ワイバーン、ケンタウロス…etc. “騎乗欲”をかきたてる魅惑の異世界へいざ出立!!

http://shonen-sirius.com/series/sirius/ride-on-king/

馬場康誌 著書 ライドンキングのレビューです。

格闘漫画出身の作者の進化系!

「空手小公子 小日向海流」や「ゴロセウム 」で有名な 馬場康誌さんの新作ランドンキング。どう考えても、ライオンキングのギャグ漫画みたいなネーミングですが・・・・。

めちゃくちゃおもしろかった!

これは本気でおすすめ。

単純に異世界に転生した大統領が色々な動物を乗りこなし騎乗欲を満たして行くだけではなく、格闘漫画を描かれてた作者なので体術の方は間違はなく、そこにファンタジーがミックスされて読書欲を掻き立てられる内容になっています。

登場する騎乗種族が王道

ファンタジー要素も強くコミックのなかで登場する種族も・・・

  • ワイバーン
  • ケンタウロス
  • ガルム
  • ゾンビドラゴン
  • リッチ
  • オーク
  • エルフ

などなど、本格的で読み応えもあります。

異世界に来てしまったとは気が付かず、特撮だと思っていた プルチノフ 大統領が最初に騎乗したのがワイバーンでした。

講談社  馬場康誌 著書  ライドンキング1巻P36-37から引用

そして、異世界転生のお約束。異世界で無双するのですが プルチノフ大統領の望みはまだ乗りこなしたことのない何かに騎乗する事。そこにアハァーン要素が無く、勇者がオッサンの王道ファンタジーが繰り広げられるのがとても面白い。

オッサン要素が強いからって、オークが俺は、涙を流さない~って始まった時不覚にも笑ってしまいました。「ぐ, レ ~~ ト マジnnnが~~」まで脳内で再生されるまでちょっと時間がかかってしまいましたが・・・。

狼の女王が人間から敬われた事で神聖化され神になるシーン。何の前触れもなく突然現れるんですが、久々に読んでてゾワっとしました。何かが何かに命を与えられて他の存在になるのって、実際突然おこるんだよなー。って。

講談社  馬場康誌 著書  ライドンキング2巻P22-23から引用

その他にも、ファンタジーに対する造詣が深い。(か、深くないから調べてるか)2巻の帯に12万部突破とあるので、かなり人気のある作品なんでしょうが不覚ながら最近知りました。そして、メチャクチャ面白かったので是非よんでみてください。ソニーのブックストアで 試し読み増量中なので是非よんでみてください。